シリーズインデックス:経営革新する元気印企業

【第27回】労務問題で中小企業の味方に 徳永社会保険労務士事務所 所長 徳永康子氏(千葉)(2009.02.18)

 徳永所長 徳永社会保険労務士事務所 所長 徳永康子氏(千葉)

 徳永康子氏(徳永社会保険労務士事務所所長、千葉同友会会員)は、専業主婦時代の1994年に社会保険労務士の資格を取得しました。その後、大手食品メーカーに勤務していた夫が47歳にて急逝。当時、勤務先の不誠実な対応に納得がいかず、労災の認定に東奔西走した時期もありました。そして1997年11月に千葉市内で開業しました。仕事を進めていくうえで経営者の考え方を知りたいと、開業後すぐに千葉同友会に入会しました。

経営指針成文化セミナーに参加し、経営者の立場に目覚め

 事務所内風景  事務所の従業員が増えるに従って経営の悩みが増えたため、2004年の千葉同友会「第10期経営指針成文化セミナー」を受講しました。「それまで例会での細切れの勉強はできたけれども、初めて経営についての系統だった勉強をすることができて、とても良かった」と言います。

 セミナーを通じて、顧客である経営者に対する見方が変わるとともに、自分自身も事務所経営に責任を持つ点で経営者であることを再認識しました。特に、「会社は社長の器以上にはならないことを改めて痛感しました。経営者にきちんとした経営に対する信念があり、人を生かせることが伸びる企業の条件だということが分かってきました」と言います。

 社会保険労務士はともすると、法律に関する手続きだけを行う、法律の代弁者になりがちです。しかし「自分も中小企業経営者であり、専門知識を生かして中小企業の味方になっていきたい」と語ります。

中小企業振興条例制定にかかわって

 2006年に始まった、千葉県の中小企業振興条例の策定をめざす、県商工労働部主催の「千葉県中小企業振興に向けた研究会」に千葉県商工会議所連合会の代表として参画。条例制定後、その進ちょく状況を検証する「中小企業活性化部会」にも引き続き参画しています。

「単に行政がきれいな数字で成果を報告することにとどまらず、行政の担当がどういう点で悩んでいるのか、どういう使い方をすればより効果的なのか、中小企業にとっての使い勝手はどうかといった身のある議論をしたい」との率直な意見を述べ、注目を集めています。

積極経営のお手伝いを

 スタッフとともに  「中小企業経営者に対して社会保険労務士として言いたいことは」との問いに対して、「労務問題に対する十分な知識がないために経営上のロスを生じている場合が見受けられます。経営者側が労働基準法等を踏まえて、書面で確認すべきはする、ちょっとしたことでも専門家の意見を聞きながら労務管理をすることで、社員が安心して働ける環境づくりを整えられます。そのことが、経営者も主張すべきは主張することができる風通しの良い会社につながると思います。労務問題を社内の活性化につなげる、いわば“積極経営”のお手伝いをしたい」と抱負を語りました。

会社概要

設 立:1997年
社員数: 正社員5名、パート社員5名
業 種:社会保険労務士事務所
所在地:千葉県千葉市花見川区幕張町5-187-1幕張センタービル3F
TEL: 043-273-5980
FAX: 043-273-6851
E-mail info@tokunaga-office.jp
URLhttp://www.tokunaga-office.jp

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