シリーズインデックス:経営革新する元気印企業

【第48回】体験型ショールームで販路拡大へ(株)ハッピーハウジング 社長 徳澄五三氏(栃木)(2009.09.02)

徳澄社長 (株)ハッピーハウジング 社長 徳澄五三氏(栃木)

大手ゼネコンの下請けから脱却

 徳澄五三氏(とくずみ・いつみ、栃木同友会会員)は宇都宮市で(株)ハッピーハウジングを経営しています。ビル建設会社のサラリーマンを経て1991年に独立、ビルリフォーム事業を手がけるも直後にバブルがはじけて、1993年に木造住宅のリフォーム事業に転換しました。独立後から大手ゼネコンの下請けを続けていましたが、大手ゼネコンの仕事の仕組みに違和感を持ち、以降下請けはやらないと決断。自社の独自性を摸索し始めました。

「幸せを感じる家づくりをしよう」

 そして「カビ、ダニ、結露のない家」を看板に掲げて、住まいが原因の病気になったりけがをしたりしない「健康住宅」と「省エネ・エコロジー住宅」を併せ持った家を作ろうと奮起しました。寒暖の差が大きい栃木県の気候風土にあった住宅、シックハウスなどの病気や急激な温度変化による浴室での脳卒中事故などを起こさない住宅をつくりたいと考えたからです。

 現在、湿度・温度を調整しながら空気を家全体に循環させる高機能住宅「ファースの家」や、シックハウス対策としてホタテ貝殻ともみ殻を原料とした内装材「チャフウォール」などを扱っています。

 「“お客様やその住まいといつまでも良い関わりを持ち続けられる住宅”という考え方をベースに、幸せを感じていただける家づくりを目指している」と徳澄氏は言います。

経営指針を作成するも大きな試練

 徳澄氏は2008年の8月に栃木同友会入会しました。入会後すぐ「経営指針づくりセミナー」を受講し、助言団の支援を受けて経営指針を作り上げました。しかし、指針作成セミナー開始と同時に起こったリーマンショックの影響で受注の激減に直面しました。

新たな販促拡大と自社の存在をアピール

ショールーム  受注激減の中で、同社では体験ショールームを開設。ショールームは木造作りで、訪れた人は「素足で歩きたくなるようなとても優しいつくり」と言います。南向きの広いテラスには「緑のカーテン」として気温低減効果が指摘されているゴーヤとヘチマを植えて、環境重視をアピールしています。

料理教室を開催  またお客を対象に定期的にラジエントヒーター(電気クッキングヒーターの一種)による料理教室を無料で開催。教室では料理とともに、リフォームに対してより良い考え方や方法などを楽しい雰囲気の中で学べるようにしています。

 徳澄氏は「外壁や内装を普通にリフォームするのではなく、“使うエネルギーは最小。心地よさを最大に。自然の恵みを暮らしに活かせるようなリフォーム”を提案しています。そのための販促拡大と自社の存在アピールを、体験ショールームやインターネット、会社情報誌『月刊ハッピー通信』などを駆使して安定受注につなげていきたい」と力強く語りました。

会社概要

設 立:1993年
社員数:現場監督1名、パート1名
資本金: 1,500万円
業 種:住宅設計、施工、リフォーム
所在地:宇都宮市宝木町2丁目808-33
TEL:028-652-7777
URLhttp://www.happy-housing.com/

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