シリーズインデックス:わが社の経営理念

【13.10.09】【第24回】自己流経営から脱却し、想いを伝える経営指針書へ (株)こもだ寝装 代表取締役 菰田 晃伸氏(愛媛)(2013.10.09)

菰田社長 (株)こもだ寝装 代表取締役 菰田 晃伸氏(愛媛)

入会してすぐに経営指針成文化セミナーを受講

外観  (株)こもだ寝装(菰田晃伸氏社長、愛媛同友会会員)は、菰田氏の父親が創業して以来、40年以上にわたって布団や枕といった寝具を販売し、地域住民に快適な眠りを提案してきました。

 経営を引き継いだ菰田氏が愛媛同友会に入会したのは、2007年のこと。入会のきっかけは同業の経営者から「目的や目標をもって経営した方がいい」というアドバイスがあり、同友会を紹介されたことでした。

 それまでの菰田氏の経営は「自己流」。それも、売上を上げることに一生懸命になっており、量販店との価格競争に明け暮れるばかり。当然、利益も出にくい体質でした。そんな状態ですから、人材育成や付加価値創造、他社との差別化など、何の戦略もなく経営していました。
 

 入会すると、まず受講を勧められたのが「経営指針成文化セミナー」でした。「自分自身でも、このままの経営ではいけないという思いはあったものの、では具体的にこれからどう舵を切っていけば良いのか迷っていた」という菰田氏は、すぐに受講しました。1回の受講で経営指針書を完成させられたわけではありませんでしたが、受講することで自分自身の経営姿勢や経営課題が少しずつ見えてきました。「自己流の経営から脱して、今後の経営を方向付けることができて本当に良かった」と菰田氏は当時を振り返ります。また、セミナーを受講するなかで、経営者の仲間(先輩や相談相手)を見つけられたというのも、菰田氏にとって大きな財産になりました。

想いを伝える経営指針書へ

店内の様子  作成した経営指針書を初めて社内で発表したとき、社内からは反発こそなかったものの、これといって反応はありませんでした。社員の多くは、経営指針書を「今後の会社の方向付け」ではなく「その年の計画」くらいの感覚で聞いていたようで、菰田氏は「指針が浸透するには、まだまだ土壌作りが必要」だと痛感しました。

 そこで、数字を追うだけでなく、社員の幸せとは何かを考えて経営指針書を作り直しました。さらに、同友会の3つの目的をしっかりと位置付けた、「想いを伝える経営指針書」へと変えていきました。このことで、少しずつ理念の共有が進んできています。ある年などは、経営指針書の作成が遅れていることを社員から指摘されたこともありました。

 「指針を持たずに経営していると、当初の想いからブレてしまうことがよくあります。きちんと方向性を決めて経営しなければ、変革していくこともできません。実際にわが社の場合は、経営計画をしっかり立てた年の方が明確に業績がよかったのです。そのことが社員にも徐々に理解されてきているのだと感じています。今後は、社員一人ひとりの夢や目標を盛り込んだ、『ともに作る』指針書へと、ブラッシュアップしていきたいと考えています」と菰田氏は語ります。

経営理念

ふとんに心のぬくもりを添えて 共にしあわせになる良い会社を作りましょう

会社概要

設 立:1968年
資本金:1,000万円
社員数:9名
事業内容:寝具販売
所在地:愛媛県四国中央市下柏町589-1
TEL:0896-24-1170
FAX:0896-23-6485
URL:http://www.futonkomoda.jp/

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