シリーズインデックス:企業探訪の旅

【第40回】顧客満足経営を追求し、新事業に挑戦-九州教具(株)社長 船橋 修一氏(長崎) (2006.01.25)

  九州教具(株) 社長
船橋 修一氏(長崎)

 
 九州教具(株)(船橋修一社長、長崎同友会会員)は、1946年に本田文具店としてスタートしました。1950年に現在の九州教具(株)に組織変更し、文具・事務機販売業及び情報システム構築業として県内各地に営業エリアを拡大しています。

顧客満足経営を追求し、ビジネスホテル業を展開

   「誠実にして正確を旨とし、社会に貢献すべし」を社是とする九州教具では、「顧客満足経営」を追求するため、新たに「サービス産業」への進出を計画。1996年から、ビジネスホテル事業を展開しました。「サービス業」として具体的に自分たちが何に取り組めるかを議論した結果、「ビジネスホテル」に行き着いたとのこと。

 ホテル業の知識はありませんでしたが、船橋氏も加わり、得意分野のITを生かした、サービスのいいホテルとはどんなホテルかを、全社員で徹底的に議論しながら進めていった結果、2005年には、「ビジネスホテル建設事業」にて、地域の振興・地域経済の活性化と魅力あるふるさとづくりの推進に資するものとして「ふるさと企業大賞」(総務大臣賞)を受賞しました。

ホームページ作成からネットショップのオープン

 九州教具は、全てのビジネスを「顧客満足」と「従業員満足」のためと考えています。

 自社ホームページ上のネットショップ「本田文嘉堂」も、業務の一つである「ホームページ作成サービス」を行う中で、ただホームページを作成できるだけでなく、ネットショップもできるようにしてはどうかということから始まったものです。

 雑貨販売から始めた「本田文嘉堂」ですが、現在は人気のあったチョコレート販売に特化しています。「本田文嘉堂」のチョコレートケーキは、楽天市場2004年上半期人気チョコランキングで第3位になるなど人気商品となっています。

顧客満足と従業員満足を追求する会社づくり

   将来の夢は「日本経営品質賞」を受賞すること、という船橋氏は、「良い会社をつくろう・良い経営者になろう・良い経営環境をつくろう」という同友会の三つの目的の実現に向け、常に自分自身への問いかけを行い、さまざまな取り組みをおこなっています。たとえば、年に2回、全社員に「従業員満足調査表」と「私の人生目標」を任意で提出してもらい、社内改善を図っています。また、職場内には経費削減委員会、社会貢献委員会など多数の「PDCA委員会」を設け、全社員が何らかの委員会に所属。お客様と社員の声をくみとり、業務発展と改善にむけて活動しています。

 現在は、顧客本位の経営の仕組みづくりや経営全体の質を高める具体的活動に取り組んだ県内企業を表彰する長崎県経営品質賞にもエントリーしています。

 「これからも同友会で学びを深め、顧客ニーズや時代の流れを的確につかみ、積極的な経営を展開していきたい」と語る船橋氏です。

会社概要
 創業:1946年5月
 従業員数:130名(グループ)
 資本金:1億円(グループ)
 年商:30億円(グループ)
 事業内容:オフィス機器・オフィスサプライ、コンピュータおよびIT
       ソリューション、WEBコンサルティング、OA機器・情報家電・
       AV機器、オフィスファニチャー(オフィス家具)、教育ソ
       リューション、オフィス機器保守サービス、通信販売(アス
       クルエージェント)、ビジネスホテル運営、アートコンサル
       ティングなど
 所在地:長崎県大村市桜馬場1-214-2
 TEL:0957-53-2177
 URL:http://www.q-bic.net/

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