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【第7回】新入社員が会社を変えた~CS賞全国第1位に輝いて マツダオートザム福山南(北村自動車(株))部長 北村 太郎氏(広島)(2008.09.17)

北村部長 マツダオートザム福山南(北村自動車(株))部長 北村 太郎氏(広島)

 マツダオートザム福山南(北村自動車(株)北村太郎部長、広島同友会会員)はマツダの販売会社、全国オートザムの中で、2007年度「CS(顧客満足)賞」全国1位を獲得しました。この原動力は、共同求人で採用した新入社員です。

「一緒に働きたいと思えない…」

 北村氏は2001年12月に広島同友会入会。求人社員教育委員会に参加するようになりました。当時、定期採用はしていませんでしたが、若手営業職を採用することになり、ハローワークへ求人票を出しました。

 すぐに専門学校から連絡があり、3人の卒業予定者の紹介がありました。会社説明会を開いたところ、その人たちは遅刻する、激しい雨の中を傘もささずズブ濡れで来るなど、とても一緒に働きたいと思える人たちではありませんでした。
 
 そんな悩みを求人社員教育委員会で話すと、共同求人活動への参加を勧められました。すぐに参加を決めました。

初任給の設定からスタート

 しかし、参加してからが大変でした。まず、「RUN」(広島同友会発行の就職情報誌)の原稿が書けません。初任給(給与)を明確にすることからのスタートでした。合同企業説明会も何も分からず、当日の会場で先輩会員から、面談した学生へ会社訪問や、会社説明会の日程の案内を伝えることを知り、その場で会社説明会の日程を決めました。

 「ブースで出会った学生の印象は、みんなしっかりしている。就職したいという思いにあふれている。以前の学生とは姿勢がまったく違うと感じた」と北村氏は振り返ります。

 先輩会員からの「きちんとした学生を採用するには、自社をきちんとしなければならない」というアドバイスを肝に命じ、分からないことは全部教えてもらい、会社説明会、入社試験、適性検査など手順を踏んで、結果その年は、3名の新卒者を採用することができました。

新入社員が大きな力を発揮

社員とともに  「共同求人で新卒者を採用するということは、本当に会社に活気を与えることだと実感している」と北村氏。現実に、3名を採用した年は、売上が大きく伸びました。

 真っ白な思いで入社してくる新入社員とは、ベクトル合わせがスピーディーにできました。その新入社員の動きは、社内全体の動きをまとまりのあるものに変えました。その結果が2007年度のマツダオートザム 「CS賞」全国1位という栄誉となって出たのでした

働きがいのある企業づくり

 最初に採用した社員が6年目を迎え、社内の体制をさらに整えていく必要があると北村氏は感じています。共同求人で採用した4名の社員は、まだ1人の退職もありません。
 社内の改善のために、まず、「社是」から「企業理念」に改めました。これから組織体制を見直し、将来を展望でき、やりがいを感じられる企業づくりを社員と共に整えていく予定です。

(「同友ひろしま」313号より)

会社概要

設 立:1964年
資本金:1600万円
年 商:9億円
社員数:18名
業 種:マツダの新車・中古車販売、車検整備、修理全般、保険業務
所在地:広島県福山市曙町4丁目8番28号
TEL:084-954-7770
URLhttp://www.maz-fukuyama.com/

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