昨今の一番大きな経営課題である「人」不足。中小企業同友会全国協議会が各都道府県の同友会の会員を対象に四半期毎に実施している景況調査(DOR)では、2011年第3四半期から「人手の過不足感DI」はマイナスの水準で推移しており、経営の力点として「人材確保」をあげる企業の割合も高い状態が続いています。また、リクルートワークス調査の2018就職白書によると、300人未満の企業の採用充足率は40.2%と低く、学生の採用においても苦戦しているのが現状です。雇用環境を整備し、社員教育などを通して社員と共に育つ取り組みが今後さらに重要になっています。

そこで今回の連載では、新卒採用もしながら社員教育に取り組む企業にスポットライトを当て、日々奮闘している全国の会員企業を紹介します。